金銭感覚の変化
厳密には1,000万円に到達した後というより、そこに至るまで過程からの変化になりますが、貯蓄を続けていると、だんだんいい意味でお金に対する執着心が芽生えます。
特に月あたりの収支を意識すると無駄な固定費を徹底的に削るようになります。固定費を削れるだけ削れば、次は無駄な変動費に目が向き、、、といった具合ですね。
物欲が無くなる
ある程度お金に余裕が出てくると、不思議な事に心にも余裕が生まれてきます。そしてこれまで欲しかったモノも”買おうと思えば買えるけど今はいいや”となってきます。
自分でも理由はわかりませんが、思うにそれまでの物欲は余裕の無かった心の隙間を埋めるが為に生じていたものなのかもしれません。
節約が苦では無くなっていく
1,000万円貯蓄達を成する頃になると、もう一ヶ月あたりの生活費はおおよそ把握している状態になります。そこから僕の場合は1,000万円確保したからといって貯蓄のペースを緩めるといった事はしませんでした。
むしろより少ないお金で生活できる方法を模索するようになりました。勢いに乗っていたような感じですね。節約が全然苦では無く、もはやゲーム感覚でした。
マネーリテラシーを意識
資産運用というものを意識し始めたのも貯蓄1000万円を達成した頃からでした。
実は株の運用で資産を増やそうとしていた時期があったのですが、当時2008年のリーマンショックで順調に利益をあげていたポートフォリオがあれよあれよという間に損失を出してしまい、その体験から一切の投資(今にして思えば投機でしたが)行為を止めてしまっていました。
その反動で堅実に現金貯蓄と節約で頑張っていたのですが、やはりせっかく貯めた1,000万円を活かしたいという気持ちはずっと持ち続けていたところに、2014年から始まったNISA制度を機に、つみたてNISAで設定したインデックス投資がきっかけとなって少しずつ投資について学んでいます。
精神の盾効果
過去の記事にも書いていますが、会社で一時期”無双状態”になりました。
1000万円という金額はその使い道だけでなく、保有しているだけで効果を発揮し、またそこに至るまでの過程でも得るものがあったといえます。