やること多すぎて何もできない。それでも「夢」を両立させる1つのシンプルな考え方

ライフスタイル

「あれもやりたい、これもやりたい」

僕の頭の中は、まるで帰省ラッシュで渋滞した高速道路のようです。ブログを書いたり、断捨離と称した部屋の片付け、資格の勉強をしたり、子どもと遊ぶ時間を確保したり、自炊のメニューを増やさなければならないし、今年こそ内脂肪を消滅させる事だったり… 数え上げたらキリがありません。スマホのメモには、「(いつか)やりたいことリスト」がどんどん増えていきます。

でも、結局どれも中途半端。気づけば一日の終わり。そして、また何となく自己嫌悪に陥る。そんな日々を送っていました。

今回の記事は、そんな僕が実践している「あがき」です。万人にオススメできるかわかりませんが、とりあえず僕にとっては一定の効果が出ている方法です。

無限に広がる「やりたいこと」と、有限な時間

僕がスマホのメモに残している「(いつか)やりたいことリスト」は、もはやカオスです。例を挙げると、、、

  • マネーリテラシーの勉強(資産形成・投資・税金・経済情報など)
  • 英語の勉強
  • ブログを更新
  • 動画の編集技術を勉強して、YouTubeチャンネルを開設
  • 学習したミニマリズム活かして部屋のかたずけ&メルカリなどで不用品の処分
  • ランニング・筋トレをして、お腹まわりの脂肪を落とす
  • 本業での取得すべき資格の勉強やスキルアップのためのラーニング関連

…と、こんな感じで書いていると、どんどん無限に広がるんですよね。どれもこれも、ちゃんとやればきっと人生が豊かになる。そう信じてやまないのですが、時間は有限です。一日は24時間、これは、どんなにお金持ちの人でも貧乏な人でも平等です。

きっと、「隣の芝生は青く見える」症候群なんですよね。誰かが楽しそうに副業で稼いでいるのを見ると、「あ、僕もあれをやらなきゃ」と焦る。そして、誰かが毎日早朝に勉強していると聞けば、「僕もそうしなきゃ」と追い立てられる。そうして、焦りばかりが募り、結局どれも中途半端になるという、「いつものパターン」なってしまうのです。

「全部やる」という幻想を捨てる勇気

まずやるべきことは、この「全部を完璧にこなそう」という幻想を捨てることなんだと思います。

完璧主義は、かえって行動を妨げる最大の敵です。例えば、ブログを始めるにしても、「毎日更新しなきゃ」「毎日、質の高い記事を書かなきゃ」と思うと、それがプレッシャーになり、結局一記事も書けずに終わってしまいます。完璧を追い求めるあまり、最初の一歩を踏み出せなくなってしまう。これでは本末転倒ですよね。

ですので、欲張らずにせめて1つの事だけに集中すべきだと考えるようになりました。あれもこれもと手を広げるのではなく、まずは一つのことを徹底的にやり抜く。その「一つの柱」が太くなれば、他のことも余裕をもって取り組めるようになるのではないでしょうか。

「まずはこれだけやる」の法則

では、その「一つの柱」をどうやって見つけるか。僕は、以下の2つの問いを自分自身に投げかけるようにしました。

  1. 今、一番ワクワクすることは何か?
  2. 今、一番将来の自分を助けてくれることは何か?

この2つの問いを心の中でグルグルと回した結果、僕がたどり着いた答えは「ブログ」でした。正直なところ、僕はブログの文章を書くことよりも、週末に家族と公園で遊ぶことのほうがワクワクします。でも、まぁブログを書くのは嫌いではないし、将来の自分と家族のことを考えると、今、自分の考えや経験をアウトプットする習慣をつけることが、何よりも将来の僕を助けてくれる。情報発信の力を身につけ、会社への依存度を減らし、いざというときに自分で選択できる自由を手にするためにも、ブログは僕にとっての「メインの柱」なのです。何よりもブログ運営はビジネスに必要なあらゆる要素が詰まっているのでやっていて損はないです。

だから、僕はまずはこの「ブログ」を優先で取り組んでみて、他のやりたいことは「サブの柱」として、無理のない範囲で取り組むことにしました。

小さな一歩が未来を変える

「ブログ」をメインの柱にすると決めたら、とにかく何でもいいから書くことです。

プログラミングや英語の勉強のように何時間も集中する必要はありません。完璧を求めず、まずは行動する。そして、その小さな成功体験が、次のモチベーションに繋がっていく。

そうすると、中途半端で放置気味だった「やりたかった事」も、手をつける余裕が生まれてきます。結局のところ、こういう順番だったんです。

まとめ

多くのことに手を出して、結局何も成し遂げられない。そんな日々から抜け出すためには、「すべてをやる」という幻想を捨て、今、本当にやるべきことを一つだけ「柱」を選ぶ勇気が必要です。他人の成功事例に惑わされることなく、自分の心に正直になる勇気。自分にとって「やらない事」を選ぶ勇気です。

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